駿台予備校下総中山寮には食堂がありました。朝と夕方に食事ができます。トレーを持ってキッチンのカウンターに行くとトレーにおかずやご飯、味噌汁を乗せてくれました。食事は娯楽が無い浪人生にとっては、楽しみのひとつです。ご飯はお代わり自由だったので、おかわりは毎日していました。
朝は同じ部屋の寮生と一緒に食堂に行って食べていました。夕方はそれぞれ違う時間帯に帰ってくるので、それぞれの時間帯で食堂に行って食べていました。
食堂のおばちゃんたちにもお世話になったと思います。親元はなれたところで栄養のある食事を作ってくれたのは、ありがたかったですね。そういえば、食堂のおばちゃんでロシアのエリツィンに似たおばちゃんがいました。顔はコワモテだったけど、話してみるとやさしい人だったなあ。
晴れて大学にうかり浪人生活を終えて中山寮に挨拶に行きました。そこで食堂でご飯でも食べていきなよ、とおっしゃってくれたのでお言葉に甘えて食堂で食べていきました。
久しぶりに食べた食堂のご飯。その時思ったこととは・・・
「不味い。。。」
申し訳ないけど、こんなの毎日、腹いっぱい食べてたのかと正直思いました。でもあの時は無我夢中だったし食べることが楽しみだったしなあ。有難かったことは変わりなかったけど
コメント
私も寮におりました。懐かしいです。もうなくなってしまったのですか、寂しいですね。結局希望校には受からず、翌年失意のまま実家に帰ったのが、ついこの間のような感じがしますが、もう20年ぐらい経っているのですね。
食堂といえば、金曜日かなにかにカレーの日があってそれが楽しみでした。
今となると、寮のおばさん方には大変よくしてもらったなとありがたい気持ちです。
元寮生さん、コメントありがとうございます。元寮生からのご意見嬉しいですね。あんなに夕食が楽しみだった時期は無いですね。私の時期の寮生もそれぞれいろんな方向の人生を歩んでいますね。20年と言うと私もそのくらい経っていると思います。もしかして同じ年代なのでしょうか?あの頃の時期が本当にちょうどいい具合に淡く思い出されますね